2026年の中秋の名月は9月25日(金)。十五夜のお月見に欠かせないのが、月を見ながら味わう「月見スイーツ」です。月見の習わしは平安時代から続く日本の伝統で、旧暦の秋の満月を祝う行事として今も親しまれています。そこでこの記事では、旬を迎えるゆずを使った手作り月見スイーツを5品、編集部が実際に試作した手順つきでご紹介します。
ゆずは10月から12月が旬ですが、9月の段階でも青ゆずが出回り始め、香りは一年で最も高まる時期に入ります。ゆずは日本が原産の柑橘で、果皮の香り成分が特徴の果物です。さわやかな香りは甘いスイーツの油感をすっきりさせるため、「秋のデザートにゆずを利かせる」という発想は定番中の定番。クラシルのゆずスイーツレシピ特集にも、ゼリーやケーキ、クッキーなど幅広いアイデアが集まっています。
中秋の名月2026に合わせたい、ゆず月見スイーツ5選
5品すべて「フライパン一台」または「冷やすだけ」で作れる手順にしています。お月見の準備で忙しい夕方でも、無理なく仕上がる分量です。お子さんと一緒に形を整える作業も楽しいので、ぜひ家族で試してみてください。

1. ゆず香る月見団子(ゆずみたらしがけ)
お月見の主役・団子に、ゆず果汁をきかせたみたらしタレをからめました。ゆずの酸味がみたらしの甘さを引き締め、3串目でも食べやすい味わいです。
所要時間:40分/難易度:初級
材料(作りやすい分量)
白玉粉 200g
絹ごし豆腐 150g
三温糖(または上白糖)大さじ3
しょうゆ 大さじ2
水 大さじ2
ゆず果汁 大さじ1
片栗粉 小さじ1
ゆずの皮(すりおろし) 少々
作り方
ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、耳たぶくらいの固さになるまで手でこねる。
15gくらいに分けて丸め、中央を少しへこませて月の形に整える。
沸騰した湯で浮いてきてから2分ゆで、氷水にとって冷ます。
小鍋に糖・しょうゆ・水を入れて中火にかけ、とろみがついたらゆず果汁を加えて火を止める。
団子にタレをからめ、器に盛ってゆずの皮をふる。
編集部の試作メモ:タレにゆず果汁を入れるタイミングは火を止めてから。煮詰めると香りが飛んでしまいます。
2. 満月ゆずゼリー(ミルク満月のせ)
満月をイメージした丸いゆずゼリーの上に、ミルクプリンの「お月さま」をのせました。グラスに入れるだけで料亭風の見た目になり、おもてなしにも使えます。
所要時間:30分+冷やし3時間/難易度:初級
材料(作りやすい分量)
ゆず果汁 150ml
水 250ml
砂糖 大さじ4
粉ゼラチン 8g
牛乳 150ml
練乳 大さじ2
粉ゼラチン 4g(ミルク層用)
キウイ(うさぎ飾り用・お好みで) 適量
作り方
ゆず果汁・水・砂糖を鍋で温め、粉ゼラチンをふり入れて溶かす。
半球型のカップに1を注ぎ、冷蔵庫で2時間冷やす。
牛乳と練乳を温め、ゼラチンを溶かしてミルクプリン液を作る。
固まったゼリーの中央に小さな丸型(スプーンでも可)でくぼみをつけ、ミルク液を少量注ぐ。
再び1時間冷やして固め、皿に出して完成。
編集部の試作メモ:ゼラチンは果汁に直接ふるとダマになりやすいです。必ず温めた液体に少しずつ加えてください。
3. ゆずレアチーズケーキ(月見サイズ)
ゆず果汁とレモン汁のW柑橘で、爽やかさを強調したレアチーズ。12cmのミニサイズなので、中秋当日に家族で一つを囲む食べきりサイズです。
所要時間:40分+冷やし4時間/難易度:中級
材料(作りやすい分量)
クリームチーズ 200g
砂糖 50g
ゆず果汁 大さじ2
レモン汁 大さじ1
生クリーム 150ml
粉ゼラチン 6g
ビスケット 60g
バター 25g
作り方
ビスケットを砕き、溶かしバターを混ぜて型の底にしき、冷蔵庫で休ませる。
クリームチーズを室温で柔らかくし、砂糖を混ぜる。
ゆず果汁とレモン汁を加え、生クリーム(8分立て)と交互に混ぜ合わせる。
ゼラチンを湯煎で溶かして加え、型に流して冷蔵庫で4時間冷やす。
型から外し、お好みでゆずの皮を飾る。
編集部の試作メモ:レアチーズは冷やし時間で仕上がりが変わります。前日の夜に作ると当日の夕方にはちょうど良い食感になります。
4. 白玉だんごのゆずはちみつがけ(親子で手作り)
お子さんでも丸めやすい白玉生地に、ゆずはちみつをたっぷりかけた一品。団子を星やうさぎに見立てて並べれば、子供と一緒のお月見がより楽しくなります。
所要時間:25分/難易度:初級
材料(作りやすい分量)
白玉粉 150g
水 大さじ9
ゆずはちみつ(市販品) 大さじ4
きな粉 適量
黒蜜(お好みで) 適量
作り方
白玉粉に水を少しずつ加え、つやが出るまでこねる。
10gに分けて丸め、真ん中を軽く押して平たくする。
沸騰した湯で2〜3分ゆで、透明になったら冷水にとる。
水気を切って器に盛り、ゆずはちみつをからめる。
きな粉をふって完成。黒蜜をプラスしても美味しいです。
編集部の試作メモ:ゆずはちみつがなければ、はちみつ大さじ3+ゆず果汁大さじ1の混ぜ合わせでも代用できます。
5. ゆずマドレーヌ(月見の手土産)
柚子の皮のすりおろしをたっぷり入れた、しっとり系マドレーヌ。焼き上がりにゆず糖をまぶすと香りが際立ち、お月見の手土産にも喜ばれます。
所要時間:50分/難易度:中級
材料(作りやすい分量)
卵 2個
砂糖 70g
はちみつ 大さじ1
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 3g
バター 100g
ゆずの皮(すりおろし) 1個分
グラニュー糖・ゆず皮(仕上げ用) 適量
作り方
卵と砂糖を泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ、はちみつを加える。
粉類をふるい入れ、さっくり混ぜる。
溶かしバターとゆずの皮を加え、なめらかになるまで混ぜる。
型に8分目まで流し、170℃のオーブンで12〜15分焼く。
粗熱が取れたら、ゆず皮を混ぜたグラニュー糖をまぶす。
編集部の試作メモ:生地を型に流したら必ず軽くトントンと台に打ち付けて空気を抜くと、しっとり均一に焼けます。

ゆず月見スイーツをもっと楽しむコツ
ゆずを使う上で一番大切なのは「香りを逃がさないこと」です。果汁は火から下ろしてから加え、皮はすりおろしたてを仕上げに使うのが基本です。レシピのバリエーションを探したいときは、デリッシュキッチンの柚子スイーツ人気レシピ特集で、ゼリーやケーキ、ドリンクまで幅広いアイデアが参考になります。
また、お月見スイーツは「月の満ち欠け」をかたどるだけで雰囲気が出ます。ゼリーを半球型に、団子を月の形に、マドレーヌを金星(きんせい)に見立てる——盛り付けのひと工夫で、中秋の名月の夜が一段と特別なものになります。
よくある質問(FAQ)
中秋の名月2026はいつ?
2026年の中秋の名月は9月25日(金)です。旧暦8月15日にあたり、満月に近い月を眺める習慣として平安時代から続いています。
ゆずはいつが旬?
一般的に10月から12月が旬ですが、9月には青ゆずが出回りはじめ、香りはすでに十分楽しめます。果汁は冷凍保存もできるので、旬のうちに搾ってストックするのがおすすめです。
ゆずの代わりになるものは?
レモン汁+はちみつ、またはすだち・かぼす果汁で代用できます。香りの個性はゆずに軍配が上がりますが、酸味の役割は同じように果たせます。
レシピの保存はCookGoにおまかせ
この記事のレシピをお気に入りのレシピサイトで見つけた形でも、そのまま保存できます。CookGoは、Web上のレシピをAIが読み取ってアプリのレシピ帳に取り込める、レシピ管理アプリです。クラシルやデリッシュキッチンのレシピページをアプリに貼り付けるだけで、材料リストと手順がきれいに整理されます。
中秋の名月の夜に「また作りたい」と思ったレシピは、CookGoに取り込んで来年もすぐ作れるようにしておくと便利です。





